Fragrance Basics

香水の基礎知識

香水は難しそうに見えて、いくつかの言葉さえ知れば、ぐっと選びやすくなります。はじめての一本の前に、これだけ押さえておけば大丈夫、という基礎をやさしくまとめました。

1濃度で、強さと値段が変わる

同じ名前の香水でも「EDT」「EDP」と種類があるのは、香料の濃度が違うから。濃いほど香りが強く長持ちし、値段も上がる傾向があります。

  • オードトワレ(EDT):軽め・3〜4時間ほど。日常やオフィス、夏に向く。
  • オードパルファム(EDP):しっかり・5〜8時間ほど。いま一番人気で、1本目に無難。
  • パルファム/エクストレ:濃厚・長時間。少量で十分。

迷ったら、バランスのいいEDPから始めるのがおすすめです。

2香りは時間で移り変わる(ノート)

香水は、つけた瞬間から数時間かけて表情を変えていきます。この移り変わりを3段階のノートと呼びます。

  • トップノート:最初の5〜15分。シトラスなど、軽く爽やかな第一印象。
  • ミドル(ハート)ノート:その香水の主役。花や香辛料など。
  • ベースノート:数時間後に残る土台。ウッディやムスクなど。

だから「つけた瞬間の香り」だけで判断せず、30分ほど置いてから決めるのがコツです。

3香りの系統=「香調(こうちょう)」

ウッディ、シトラス、フローラル……香水を「どんな系統の香りか」で分けたものが香調です。自分の好きな系統がわかると、選ぶ範囲がぐっと絞れます。

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4強さと広がり(シラージュ)・持続

香りの「強さ」には2つの見方があります。

  • シラージュ:香りがどれくらい遠くまで広がるか。強いものはつけすぎに注意。
  • 持続:肌に香りが残る時間。濃度や香料によって変わる。

日本の満員電車では、ふわっと香る程度がいちばん安心。多くの場合、2〜3プッシュで十分です。

5上手なつけ方・マナー

  • つける場所:手首・首筋・耳の後ろなど、体温の高いところに。
  • :まずは1〜2プッシュ。足りなければ足す。
  • こすらない:手首をこすり合わせると香りが壊れてしまう。
  • TPO:オフィスや食事の場では控えめに。

6自分に合う一本の見つけ方

最後は「自分の肌で試す」のがいちばん確かです。同じ香水でも、人の肌によって香り方は変わります。試香紙(ムエット)だけでなく、肌に少量つけて時間を置いてみましょう。

何から試せばいいか迷うなら、香水診断が、あなたの好みに近い香調から一本を提案します。

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